つきあってから

2年がすぎた頃4

こうして玉ねぎの一人暮らしが始まりました。
これまで、玉ねぎが時間をかけて私の家へ来てくれていたのが、
私が玉ねぎの家へ行くようになりました。
玉ねぎは、私がそのうち一緒に住めるようにと
少し私の県寄りで、広めの部屋を選んでくれました。


で す が


私はまだ、仕事の事も引っ越しの段取りも決まっておりません。
今の仕事をもう辞めようと思っているのですが、
次が決まらず、なかなか前に進めず。
というところで、現在進行形で迷走しております。

玉ねぎに養ってもらえば?
なんて、仲のいいLINEグループの人に言われたりしますが。
男女でも専業主婦をするのが難しい昨今、
女同士でこれから何があるか分からない中、
そんな選択肢は私は選べない…!
負担になりたくないのもありますし。
玉ねぎは、大事なことだからゆっくり考えて決めなよと言ってくれています。

優柔不断な私にとても優しくて、いろいろと申し訳ないです。
正直なところ、いろいろ考えてもはっきり答えがでなくて、
どうしたらいいのかなあと迷う事が多いです。
私は決断が苦手で、悩んで悩んで行き詰まってしまうこともあります。
とりあえず、思い切り悩んで、自分なりの決断ができるよう、
考えて行こうかなぁと思います。

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2年がすぎた頃3

「家を出ようと思ったらお金がかかるよね。
貯金するわ。
ミジン子がすぐ一緒に住めなくても
私が一人暮らしをしたらミジン子が気軽に来れるようになる。
先に一人暮らししようかな」

と、玉ねぎはだんだんと家を出る話を
よくするようになっていました。

いずれ二人で住むなら、少し広めの方がいい。
初の一人暮らしだから全部買いそろえるといくらかかるかな。
ミジン子は一人暮らしだからいずれ一緒に暮らすなら
全部は買わなくてもいいかな。

私は、すぐに返事ができないことを申し訳なく思っていました。
何年も住んだ土地を離れる事も、
仕事を変える事も私は踏ん切りがつかず、
いつか一緒に住みたいけど。。。という言葉で濁していました。

ある日のことです。
玉ねぎから電話がかかってきました。

玉ねぎ「ミジン子、サプライズにしたかったけどやっぱり隠せない。言っていい?」
ミジン子「なに?」
玉ねぎ「家が決まった。一人暮らしする」
ミジン子「えっ⁉︎」
玉ねぎは、一人で物件を決め、すべての準備を終わらせていたのでした。



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2年がすぎた頃2

これまで私はずっと一人暮らしな上にぼっちだったので、
風邪をひいても、しんどくても、最後に頼れるのは自分だけ、と思っていました。
地元にもう戻る気もない、私はここでやっていくのだと思っていました。

そういう部分がでるのか、職場なんかでも実家暮らしだったり、実家が近いところにあったり
する人たちとは、やっぱりどこか違う部分がある気がしていました。
一緒に暮らすなら一人暮らしを一度経験してほしい、そういう風にも思っていました。

職場では、徐々に働きにくくなってきていました。
ぼっちをこじらせた私が人付き合いがうまくできないことも
原因のひとつですが、職場環境自体が変わり、
合わない部分が多くありました。
既に何度か転職経験がある私は、できるだけやめたくない、
でもしんどい、と毎日悩んでいました。
仕事を辞めて、玉ねぎの住む県に行って一緒に住んでしまえば
楽かもしれない。

仕事はどうしよう?
一緒に暮らす?

そんなとき、玉ねぎが
「実家を出ようと思う」
と言い始めました。

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2年がすぎた頃

いろんな事が落ち着いて、2年が過ぎた頃です。
玉ねぎが、将来のことを言い出しました。

「ミジン子とずっと一緒にいたい。一緒に暮らしたい」

私と玉ねぎは電車で行けるけど
県をまたぐ微妙な距離に住んでいます。

私はずっと一人暮らしをしており、
職場に通勤がしやすいところに住んでいます。
玉ねぎはずっと実家暮らしで、やはり職場は
家から通いやすいところです。

一緒に住むとなると、
二人の中間地点くらい、どちらの県に住むか。
という話にもなります。

私は踏ん切りがつきませんでした。

引っ越したら、どうしても通勤しにくくなるし、
ずーっと一人暮らしで、人と一緒に暮らせるのか、
一緒に住むという事は、喧嘩しても実家に帰らせていただきますなんて
言えないし、(私は実家が遠い)
それは一生の事になるかもしれないし、相手は女性だし、
決めてしまっていいのだろうか?

女性とつきあうことはなんとも思わないけど、
あまり多くの人に言える事ではないだろうし、
これから先何かあったとき(老後も)
どうしたらいいんだろう?

と、ずーっと考えて玉ねぎには何も答えられませんでした。

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1年がたった頃4

高いレストランや旅行へ行く事はなくなりました。
その代わり、お値段は普通だけどおいしいご飯屋さんを発掘したり、
近くの観光名所へ言ったり、できるだけお金をかけずに遊ぶようになりました。
玉ねぎは、
「こういうのでも楽しいね!いいね!」
と言っていました。
背伸びしなくなった分、前よりも自然体で二人で過ごせるようになってきました。
返済を続けていく中で、
徐々に玉ねぎは変わっていきました。
同じように借金をしている人たちのブログを見て
思うところがあったようです。
「安易にお金を借りる事が怖いってやっと気づいた。
今までずっと月々少しずつ返すのに慣れてて、お金を借りる事にも
返す事にも何も思わなくなってた。
今、お金を借りて一時的に楽になってもそのつけは
未来の自分にくるんだよね」
そんなことを言っていました。
そこから玉ねぎは、やりくりを重ね、
ガンガンお金を返していきました。
おつきあいが始まって2年が過ぎた頃でした。
猛烈返済の成果もあり、玉ねぎは遂に借金を完済しました。
「この先もずっとなんとなく返済していくと思ってた。
完済できるなんて思わなかった!ありがとう!」
玉ねぎは大喜びしていました。(私は何もしていない)
「もうしないでね。」
と言うと、
「もう一回そういうことするってことは、ミジン子を裏切ることだから
もうしない。ミジン子とずっと一緒にいたいし」
と言っていました。
どこか浮ついたところがあった玉ねぎを、心の底から信用していいのか
迷っていたところがあったのが、このとき消えました。

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